業務部 松田 卓也
在庫の管理や、電話での受注・発注が主な仕事です。 「お客様の声色に合わせて、話しやすい空気をつくる」というのが、 私が仕事の中で意識していることですね。 仕事の性質上、直接お客様の顔を見て話すことは、あまりありません。 そのため、声のトーンから受話器の向こうの表情をイメージして会話することを心がけています。
初めてのお客様には、丁寧に何を求めていらっしゃるのかを確認します。 時には、その塗料の特徴について説明することもあります。 馴染みのお客様には、少しフランクに。 時には雑談も交えながら、商談を進めます。 初めはガチガチの敬語だったお客様と、 商談を重ねるごとに、くだけた会話もできるようになることが、 やりがいだと思っています。
営業部 藤井 信行
自動車のディーラーや、整備工場で使われる塗料販売を担当しています。 一言に「自動車の塗料」といっても、メーカーや色の深さなど、様々な種類があります。たった1mgで色の仕上がりが変わってしまうほど、シビアな世界なんです。 そのため、塗装も担当される方々も、職人気質の方が多め。仕事の話も必要最低限な会話でした。
それでも、自分から色の調合の話を聞いてみたり、 足を運び続けるうちに、職人さんから話しかけてくれたり。 今では「藤井くんに来てほしい」なんて言われるまでに。コミュニケーションの繰り返しの結果、 信頼関係ができていくことを実感できて、本当に嬉しかったですね。
営業部 河辺 信晴
住宅や橋梁などの建築物用の塗料販売を担当しています。基本的には、依頼された色と分量を正確に納品するのが仕事です。 そのなかで、一番やりがいに感じていることは、 「自分の売った塗料が、建物の上に乗って何十年も残ること」です。
公共の建築物が塗り替えられるまで、5〜10年。 住宅に至っては、何十年とその姿のまま。 塗りたての初々しい姿も、年月が経って哀愁が漂う姿も自分が関わったものが、目に見える形で、 街を彩り続けているというのは、やっぱり嬉しいですね。 いまでは、それが自分の誇りになってます。
